レッスンで先生が言うことは絶対じゃない
- shinmiyata12

- 9月20日
- 読了時間: 3分

どうも敦賀在住ピアニスト/ピアノ教室の宮田森です。先日敦賀のとあるピアノ教室の先生に自分の生徒をコンクール前だから一度見てほしいとご依頼頂き、レッスンをして来ました。
その事とは特に関係はないのですが、今日のお話は「先生がレッスンで言うことは絶対ではない」と言うお話です。
最近レッスンをしているとよく思うのが僕が考えていることをわかりやすく言語化するのって難しいな、と。というのも自分にとっての当たり前は生徒さんにとっての当たり前ではないんですね。だから説明するときも自分が思っている数倍噛み砕いて話さなければならない。これって多分他人に何かを伝える職業だとピアノに限らず共通していると思います。これは日々勉強だなぁと。
さて、いよいよ本題ですが、「先生の言っていることは絶対ではない」という話ですが「え?何言ってるの?じゃあ何のためにレッスン行くの?」って思うかもしれません。
僕が何を言いたいかと言いますと、レッスンでここをこうしたらいい感じですよ。もっとよくなりますよ。とか生徒さんとやっていくうちに、生徒さんが口に出さなくても「僕が言ってることと逆の方向にやりたいことがある」ってタイミングがたまに出てくるんですね。こういうときは生徒さんのやりたい方向でどうやったらもっと良くなるか、その生徒さんの音楽性を尊重したいと思っています。僕は逆に生徒さんのやりたい音楽の方向がはっきりしていると嬉しく思うし、それを否定せず、壊さずに伸ばしてあげたいんです。
1番良くないのは日本の教育にはありがちな、「先生のコピーを作るようなレッスン」→これは先生がこうしなさい!こうしなきゃダメ!と相談の余地がないレッスン。少しでも先生の言ってることから外れたことをしたらダメという教育。
ピアノの先生というのは勿論、生徒さんが分からないことを教えてあげる為にあります。でもその先には「音楽」を作るきっかけを与えてあげる、という役目があると思います。あくまできっかけなので、そこから生徒さんがどう感じとって昇華していくかは自由。先生の言ったことがしっくり来てそれを自分なりに極めるのもよし、もし気に入らなかったら、自分はこういう風に弾きたい。なぜなら〜というのも良し。結局、最終的にピアノを弾くのは生徒さん自身です。自分自身で弾きたい方向性を決めましょう。そうでないといつまで経っても先生がいないと一人で弾けるようにはなりません。最終的に何が言いたいかというと先生のためではなく自分のためにレッスンを受け、弾きましょう。
東京の出張レッスンの方もまだ募集しですのでお気軽にお問い合わせください☺️
長々と書いてしまいましたが、僕が言いたいことが伝わったなら嬉しいです!!
今日もご読了ありがとうございました😊





森さんのレッスンは、とっても素晴らしいと思いました😊
私の頃は、昭和のスパルタ教育の真っ只中で、口ごたえ一つ出来ない教育を受けていた頃🥹ピアノ教室では、やっぱり先生の指摘があった所を直して合格をもらう。そして教本を弾くだけのレッスンでした。先生のご機嫌取りの音楽。ピアノまでもが嫌いになりました😔
自分で曲を理解して、自由に表現出来る事がこんなにも楽しかったり、また自己流ですが、ピアノに向き合うようになったのは、就職先で音楽を取り入れ、自分のピアノで周りの人達が歌ったり、合奏する姿を見て、音楽の素晴らしさや、楽しさを感じることが出来た中で幸せを感じる音楽と出会えた事が今でも心に残っています💞
音楽🎶っていいなぁ~と思えた瞬間です🥰
森さんがウィーンでの学んだ音楽があるからこその指導方法!
生徒さんに寄り添って、向き合うレッスンは、素晴らしいと思います✨
たくさんの人に音楽を楽しく学んで欲しいと思っています🥰
頑張って下さいね💐