


5月09日(土)
|東京 めぐろパーシモンホール/大阪 南港サンセットホール
コンサートツアー2026 「音の所在地」
宮田森コンサートツアー2026 東京/大阪公演の詳細を公開しました!!
日時・場所
2026年5月09日 14:00 – 2026年5月19日 19:00
東京 めぐろパーシモンホール/大阪 南港サンセットホール
イベントについて

宮田森ピアノコンサートツアー2026
「音の所在地」
大阪 南港サンセットホール
5/9(土)13:30開場14:00開演
東京 めぐろパーシモンホール
5/17(日)18:30開場19:00開演
このリサイタルは、
僕自身がこれまで音楽とどのように生きてきたのか、そして今、どんな気持ちでピアノの前に座っているのかを、一つの時間の流れとしてお聴きいただくプログラムです。
音楽は、いつもその瞬間にしか存在しません。
同じ楽譜を前にしても、
同じ音は二度と鳴らない。
だからこそ僕は、
「今、この音はどこにあるのか」を
演奏するたびに考え続けてきました。
ベートーヴェン《月光》は、
初めてソロでプロとして舞台に立った日の記憶と、切り離すことのできない作品です。
客席の暗さ、呼吸の浅さ、
最初の一音を出すまでの長い沈黙。
音楽と向き合う怖さを、
あのとき初めて知りました。
年月を重ねた今、同じ曲を弾きながら感じるのは成長よりも、それでもまだ残っている不安です。
この音は、過去の私が置いていった場所に、今も静かに存在しています。
シューベルトのソナタには、
ウィーンで過ごした時間そのものが染み込んでいます。特別な出来事ではなく、
日常の中で繰り返された生活の感触。
冬の空気、歩き慣れた道、当たり前かのようにそこにある荘厳な建築物。
そこで鳴っていた音楽は、
いつの間にか身体の一部になり、
帰国した今も、私の中で息をしています。
この作品を弾くことは、
もう戻ることのない時間に、
そっと手を伸ばすことでもあります。
ショパンは、
長い間、距離を保ち続けてきた作曲家です。感情があまりにも裸のまま音になるその世界に、自分の弱さが露呈してしまうのが怖かった。
今年、この作品群に向き合おうと思えたのは、音楽に強く見せることを求めなくなったからだと思います。迷いながらでも、揺れたままでも、
それを「今」の自分の音としてそのまま置いていいと、ようやく許せるようになりました。
過去の記憶、
暮らした街、
失われていった時間、
そして今の自分。
それらをすべて抱えたまま、
ぼくは今、ピアノの前に座っています。
このリサイタルで鳴る音は、
過去にも未来にも属していません。
今、この瞬間の僕が、
ここで生きているという事実の中にだけ存在します。
それが、
今回のリサイタルにおける
「音の所在地」です。
どうか会場で、
その場所に立ち会っていただけたら嬉しく思います。
発売開始は2/1(日)正午12:00〜
チケットURLはこちらから↓↓
https://eplus.jp/sf/word/0000158973
